焦らずじっくり! ヤクルトのドラフト3位市川悠太投手(17=明徳義塾)が27日、埼玉・戸田球場での新人合同自主トレで初のブルペン入り。立ち投げで30球、直球だけを丁寧に投げ込んだ。「まずはフォームの確認。久しぶりで、しっくりこなかったですが、焦ることもないので」。

高校日本代表でチームメートだった日本ハム1位吉田輝は、すでに捕手を座らせ、変化球を交えた本格投球を行っているが「意識はしません。とりあえず焦らず、ケガをせずという感じです」。ハイペースな周囲には惑わされず、じっくりと調整する構え。身長184センチ、体重76キロとかなりの細身で、当面の課題は「体を大きくすることと、フォームを固めること」。まずは体作りから着手する。

同じく高卒の同6位鈴木裕太投手(18=日本文理)も初ブルペン。立ち投げで30球、直球だけを力強く投じた。