中日与田剛新監督が29日、沖縄合同自主トレを初視察した。

前日沖縄入りした指揮官は、午前中は北谷1軍合同自主トレ、午後から読谷2軍合同自主トレと移動。それぞれ選手の動きや情報をチェックした。

北谷球場では、ブルペンで投げる投手陣を確認。球場ではフリー打撃を行う野手、打撃投手としてマウンドに上がった大野、柳、又吉らの投球にも目を光らせた。「恵まれた気候の中で、選手の表情も明るかった選手の表情は明るかった。今年にかける思いを感じた」。キャンプ前に順調な仕上がりが見せた1軍ナインの姿に満足げな表情を見せた。

また午後の読谷球場は、ほとんどの練習が終了した後。小笠原2軍監督や宮前コンディショニングコーチと入念な打ち合わせを行った。右足ふくらはぎ痛で2軍合同自主トレでリハビリ中のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)とはトレーニング室で対面。「予期しないケガをしたが、いろんなことを考える時間になっている。1日も早く万全な体になって(1軍に)帰って来てほしい。ただ焦らせることはしたくない」と、順調な回復ぶりを見せる根尾を気遣っていた。