広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)がドキドキのキャンプインだ。昨年のU18アジア選手権以来の宮崎入りも、日南は初めて。高校時代は学ランだったこともあり、着慣れないスーツに同6位正随優弥外野手(22=亜大)にネクタイの巻き方を聞いて寮を出た。

新幹線では長身のヘルウェグが頭を傾けながら乗り込む姿に驚いた。全体ミーティングでは主力クラスがずらり並ぶ光景に「すごい選手ばかり。プレーを見て、無駄にはできない」と緊張の面持ちで気持ちを新たにした。

まだスタートラインに立ったばかり。1日から13日まで2次キャンプ参加をかけたサバイバルが始まる。「まずここ(1軍キャンプ)に来るという目標はかなったので、次は沖縄へ行くことを目標に立てたので、そこを目指して頑張りたい」。ワクワクするプロ野球人生の幕開けだ。