日本ハム栗山英樹監督(57)が米アリゾナキャンプ初の休日となった3日(日本時間4日)、清宮幸太郎内野手(19)と吉田輝星投手(18)で新時代の「KKコンビ」誕生に期待した。

「楽しみ、ワクワクするのがいいじゃない。次の年号は分からないけど、○○のKKと言われるように頑張ってほしい」。平成が4月で終わり、5月から次の年号へ変わる節目の年。甲子園を沸かせてプロ入りした幸太郎&輝星のドラ1コンビが、近未来の投打の軸となることを願った。

元祖「KKコンビ」は、PL学園や巨人でも同僚となった桑田氏&清原氏だ。栗山監督は「ウチから、そういう選手が1人でも多く出てほしい」という。チームでは17年まで中田&大谷による「平成のON」がリーグを席巻した。大谷のメジャー移籍でコンビは解消となったが、幸太郎&輝星には、新たに球界の伝説的な代名詞を継承する素質がある。新時代は日本ハムの「KKコンビ」が主役となる。(スコッツデール=木下大輔、田中彩友美)

◆吉田輝が先輩清宮とのコンビ結成へ、思いを明かした。栗山監督が発言した幸太郎と輝星でのKKコンビについて「そうやって取り上げられることがなかったんで、かっこいい呼び方で呼ばれたらうれしい。(そういう存在に)なりたいですね」と笑った。清宮との対戦も予想される16日、沖縄・国頭での紅白戦へ「取れれば一番いいのは三振だと思う」と意気込んだ。