DeNA東克樹投手(23)が、開幕微妙の状況を明かした。左肘違和感でキャンプは2軍スタート。6日、嘉手納野球場で前日5日から再開したキャッチボールを20メートルほどでこなした。

昨季はチームトップの11勝で新人王に輝き、開幕投手の最有力候補だが「痛みとか、張りもないんですけど、開幕はちょっと…。怖さがある」と神妙な面持ちで話した。

今後の調整については、希望も込めて「ブルペンは2月末くらいに入れたら。実戦は3月中旬とかになるかな」と説明。「焦っても仕方ない。戻って長くやるために、調整をしていきたい」と慎重に仕上げていく。この日、視察に訪れたラミレス監督は「東はスケジュール通り。新しい情報はない」と話すにとどめた。

仮に東が開幕に間に合わなかった場合、17年から昨季まで2年連続で開幕投手を務めた石田や今永、浜口、井納らが候補として挙がる。