阪神ドラフト4位の斎藤友貴哉投手(24=ホンダ)が11日、快投デビューした。

プロ初実戦は紅組の3番手で臨み、5回からの2回を1安打1四球で無失点。「最初なので浮ついた部分もあったけど、梅野さんに助けていただいてなんとか投げられました。(直球は)感じがいい球も何球かあったので、その率を増やしていけるように、実戦だったりピッチングをやっていきたい」と笑顔で振り返った。

5回は先頭でいきなりホンダ時代の同僚、ドラフト3位木浪とルーキー対決。中前打を許して「木浪がプロ初打者ということで、やられたので、進化して抑えたいという気持ちです」と苦笑い。ドラフト1位近本との初対決では「少し力んだりして」四球を与えたが、最速147キロで上本から空振り三振を奪うなどアピールに成功した。激しい1軍中継ぎ争いに割って入る。