13日に宜野湾で行われる予定だったDeNA-ロッテの練習試合は降雨により中止となった。日本のプロ野球チームを相手に初の実戦となるはずだったロッテドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は室内での打ち込みなどで汗を流し「1打席でも多く立ちたかったので残念ですけど、しっかり練習することができたので」と話した。

14日にも中日との練習試合が予定されている。相手先発は、侍ジャパンの一員として昨年の日米野球でも好投した左腕笠原祥太郎。藤原は「すごい投手だと思うので、しっかり自分のスイングをしたい。打席に立たせてもらうのも良い経験。左の方が右より苦手。開いたら打てないので、しっかり逆方向を意識したい」と意気込んだ。

今後、練習試合やオープン戦とどんどん実戦が増えていく。それでもすべきことは変わらないという。「バッティングは自分の形で打つことだけです。打席に入る前からルーティンで自分の形づくりをしたり、ボールが来た時にもしっかり自分の形でスイングできるようにしたい」。あくまで自身のスイングを固めることだけに重点を置くつもりだ。