日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が、実戦漬けの2次キャンプに意欲を示した。

14日朝、1軍キャンプ地の米アリゾナからチャーター機で沖縄入りし、2次キャンプの拠点、名護に到着した。午後3時から室内練習場での全体練習に参加し、マシン打撃やノックを受けるなど、時差ぼけを感じさせず精力的に体を動かした。「だいぶ振れました」と充実感を漂わせた。

15日から2次キャンプが本格的にスタート。16日の紅白戦(国頭)を皮切りに、26日まで実戦8試合が予定されている。アリゾナでは全2試合に出場し、計3打数1安打3四球。栗山監督からは四球を褒められるなど成長した姿を見せているが、実戦での“今季1号”には届いていない。「ここからは試合ばっかなので、やれることをしっかりやれれば」と気持ち新たにした。

16日の紅白戦では、先発するドラフト1位吉田輝星投手か、同5位柿木蓮投手(ともに18)と対戦の可能性がある。同じチーム同士の紅白戦について「気持ちの持って行き方が難しい」と話しながらも、「2人とも(甲子園)決勝まで行った。負けん気が強いのかな。楽しみです」と対戦へ心躍らせた。