西武内海哲也投手(36)がキャンプ2度目の打撃投手を務め、順調な仕上がりを披露した。

宮崎キャンプ最終クール第3日となる17日、紅白戦を前に登板。鈴木将平外野手、ドラフト3位山野辺翔内野手(24=三菱自動車岡崎)を相手に、スライダー、チェンジアップを交え34球。安打性の当たりを4本に抑えた。

マウンドに上がって33球目。山野辺から得意のチェンジアップで空振りを奪うと「よっしゃ!」と大きな声を出してガッツポーズ。最後の34球目には伸びのある直球を投げ込み、周囲から「ナイスボール!」の掛け声が飛んだ。

ベテラン左腕は「来るボールが分かっていて空振りがとれるのはうれしい」と笑顔。「ちょっと力みもあったけど変化球も投げられたし、順調に来ていると思う。今までと変わりないキャンプが送れていると思います」と満足げな表情で話した。