中日松坂が沖縄を去っても根尾フィーバーは継続中だ。まだ通常練習合流を目指しリハビリメニューを続けているが、根尾に合わせてファンが移動する。17日の読谷球場は日曜日とあって、約1500人のファンが詰めかけた。前日、過去最多タイの約1200人を記録したが、1日で入場者数を300人更新した。

読谷が中日の春季2軍キャンプの会場になったのは97年。23年間、会場の設営、準備に携わってきた杉山2軍用具担当(61)も、今年の過熱ぶりに目を丸くする。「これまでこんなことはなかった。スタンドの2階までお客さんが入っているんだから。球場が壊れるんじゃないかと思うほどだよ」。内野スタンドの定員は3000人。さすがに壊れることはないだろうが、根尾のリハビリはもう少し続きそう。まだまだ来場者が増える可能性は十分だ。