15年から社会福祉法人「日本介助犬協会」への支援活動を継続している巨人菅野智之投手(29)が19日、沖縄・那覇市内で支援金の贈呈式を行った。

今年は、昨季の勝利数15勝×10万円の150万円に、クライマックスシリーズでノーヒットノーランを達成した際に着用したユニホームのチャリティーオークション落札金の135万円を合わせた合計285万円を贈呈。

「どれだけ自分が力になれているかは分からないですけど、毎年こういう機会を球団からも頂いているので、自分が活躍することが支援にもつながると思いますし、認知度を高めていきたいです」と言った。

贈呈式では、カヌーとパラバドミントンの2種目で東京パラリンピック出場を目指す我妻進之さんとバドミントンで対戦。

「ハンディキャップを背負っても、あきらめない姿勢とか、そういう勇気だったり、僕も東京オリンピックを目指している身として、今日はすごく刺激になりました」と感謝した。

5点マッチのバドミントンは3-5で敗戦。「実際に対戦しましたけど本当にお世辞とかではなくて、これ返せるのかなというのも返してきますし、相当な努力と強い気持ちがあるんだなと感じました。やりながら本当にすごいなと。それしか出てこなかったです」と振り返った。