巨人丸佳浩外野手が、20日の韓国・KIAとの練習試合に右翼で出場する。シーズンでは14年5月25日の西武戦以来、5年ぶりとなる右翼での出場。対外試合2試合は中堅に丸、右翼に陽だったが、シーズン中の有事に備え、逆パターンも試す。「もともと、(外野は)どこでもやってましたから。不安はないです。できるに越したことはないし、チームがうまく回るならやっていかないと」と話した。

新シフトのテストを前に、沖縄セルラースタジアム那覇では、17日のDeNAとの練習試合から「丸シフト」が敷かれた。14日のフリー打撃で右翼スタンド後方の防球ネットを越える推定140メートルの場外弾をマーク。その際、スタンド後方の関係者駐車場に置かれた車への直撃は免れたが、球場側は場外弾対策を検討。有事に備え、駐車場の隅に設置された身体障害者用を除き、駐車を禁止した。