中日根尾に19日、新兵器が届いた。

用具提供を受けるゼット社から新型のバットとグラブが沖縄・読谷球場に持ち込まれた。バットは84・5センチから0・5センチ伸ばした85センチ。重さも885グラムから887グラムと軽めに設定。グラブは現状モデルと、球を受ける土手部分の形状を変えたものの2種類を用意。「それぞれ使ってもらいながら、改良を加えます」と担当者は話した。

この日も右足故障からのリハビリメニューに大きな変化はなく、雨で早めに練習は終了。「いろいろなバットを使いたい。しっくりするものの方が安心する。探っている段階です」と根尾。靴底を軟らかくした新型スパイクも3月には届く。与田監督は根尾が2軍のままキャンプを打ち上げる可能性も示唆しており、3つの新兵器に磨きをかけるのは3月以降になりそうだ。