第4クールから右太もも裏を痛め別メニュー調整が続いていたソフトバンク柳田悠岐外野手(30)が、本隊に復帰する。柳田は22日、休日返上で打撃練習などを行い体を動かした。

工藤公康監督は「だいぶ良くなったみたい」と話し、問題がなければ23日からの最終クールで本隊に合流させる意向だ。

工藤監督は、21日の練習で右足首を痛めたドラフト2位杉山一樹投手(21=三菱重工広島)が軽症だったことにも胸をなで下ろした。杉山はチーム打撃練習のバント処理で右足をひねり、車いすで病院へ直行。診断の結果は軽度の捻挫で、指揮官は「車いすで出て行ったと聞いたので心配していた。診断を聞いてホッとしました」。新人ながら、キャンプA組でここまで順調にアピールを続けていたこともあり「コーチも、杉山は新人の中で一番体力があると言っていた。疲れが出てくる時期。いい休養になればいい」と話した。