右ふくらはぎ肉離れからの復帰を目指し2軍のキャンプ地である沖縄・読谷村で調整している中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が、完全復帰へ猛アピールした。

23日正午前に、読谷球場でフリー打撃をこなした。最初にマシンで41球中35スイングし、安打性の当たりは16本。本塁打なし。

続いて打撃投手を相手に38球中31スイングし、安打性の当たりは15本。うち3本が、バックスクリーン方向への本塁打だった。

午前中には遊撃の位置に立って、守備練習を見学。まだ本格合流にはいたっていないが、復帰へ大きく前進した。

前日22日は大雨で室内での調整を余儀なくされ「なんで晴れてくれなかったんですかね」と話していたが、一夜明けたこの日の沖縄は快晴。土曜日ということもあり、多くのファンが球場にかけつけ、根尾の動きを見守った。