日本ハム白村明弘選手(27)が6日、イースタン・リーグ春季教育リーグのロッテ戦(ロッテ浦和)で野手転向後初の実戦に臨み、初打席初安打を放った。

9番指名打者として先発出場。3回2死の第1打席、先発二木の4球目の直球をとらえ、左越えに運ぶ豪快な二塁打。「(感触は)当たったなという感じでした。打席の中で必死に食らいついた。ストライクを見逃すのは嫌だなと思ったので、ストライクのような球は全部振っていこうという感じでした」と振り返った。

この日、左内転筋肉離れで実戦から離れていた中田翔内野手(29)が、同試合で実戦復帰。初安打を記録した後にはベンチで「打てたやん」と声をかけられた。1月の自主トレではともにトレーニングを行うなど、親交がある間柄。「翔さんの前で結果を出せたのはうれしかったです」。6年目、野手として新たに始まるシーズンへ、最高のスタートを切った。