西武山川穂高内野手が、2試合連続アーチを描いた。

1点を追う2回先頭で打席に入り、4球目の高めの直球を右中間へ運んだ。ダイヤモンドを1周し、納得いかなかったようで首をかしげながら同点ホームを踏んだ。

新パフォーマンスのどすこいポーズはせずに、昨季までの芸人・ゆりやんレトリィバァのポーズ。どすこいを撮影しようと、待ちかまえていたカメラマンに向かって「すいません!」と、申し訳なさそうにベンチから叫んでいた。

試合後、山川は「気分です。どっちも試していければ」と使い分ける考えを話した。場内音楽とかぶるケースもあり、スタンドとの一体感を生むために、場内の雰囲気を読みながら併用していく。1発にも「もっといい打ち方があると思う。シーズン中ならうれしいんですけど」と打撃内容を模索。開幕カードと同じ状況で2試合できたことには「ヤフオクでやれたことはよかった。1回もやらないよりは8打席立てたので、雰囲気だったり見え方を味わえたことが一番よかった」と振り返った。