オリックスのドラフト3位、荒西祐大投手(26=ホンダ熊本)がオープン戦に初登板し、2イニングを完全に抑えた。

1-0の6回に登板し、ヤクルト雄平、村上を速球で連続空振り三振。7回1死では宮本をツーシームで見逃し三振に取り、打者6人に対して3三振を奪った。

見守った西村監督は「今までで一番よかったんじゃないかな」と目を細めた。春季宮崎キャンプで練習試合2試合に登板し、2月23日の韓国・斗山戦は2回2安打1失点。同27日の同戦は1回無失点と抑えていた。この日はNPBのチーム相手の初登板で、最速147キロの速球を軸に好投した。

ロング救援もこなせるタフな中継ぎとして、1軍戦力になることが期待される。勝ちパターンの起用になるかどうかは「もう少し見ていきたい」と西村監督。荒西も「使っていただけるなら、どこでも。チームを勝たせることのできる投手になりたい」と語った。