巨人宮国椋丞投手(26)が6回から2番手で登板し、2イニングを無安打無失点に抑えた。

6回先頭の阪神ナバーロには内角へカーブ、カットボールを交えてカウントを稼ぎ、最後は外角へ143キロの速球を投げ込み、中飛。続く糸原は2球で追い込み、外角のカットボールで左飛に打ち取った。

2イニング目の7回もテンポよくストライクゾーンへ投げ込み、5球で締めた。「とにかく思い切って腕を振ろうと思った。テンポよく投げることができましたし、今も持っている力は出せました」と汗をぬぐった。

昨季は29試合に登板し、防御率1・97。今季は春季キャンプを2軍で終えたが、好投で勝利の方程式入りへアピールした。「インサイドへのカットボールや横のスライダーなど試したいこともできました。次の登板でも、テンポ良く、チームの勝ちに貢献したいですし、どんどんアピールしていきたいです」と気を引き締めて、次を見据えた。