西武ドラフト1位松本航投手(22=日体大)が阪神戦に先発、オープン戦2試合目にしてプロの洗礼を浴びた。3回先頭から連続四球でピンチを広げ、無死満塁で糸井に先制犠飛。さらに福留に3ランを浴びた。

雨中の試合で打者一巡し、なお満塁の状況で2度目の中断となり、そのまま2回1/3で降板。この回だけで7失点を喫し「修正できなかったことが一番の課題」と振り返った。

プロ入り初めての炎上だった。9日の楽天戦は4回2安打無失点。しかし「変化球が抜けていた。指にかかっていなかった」と5四球も記録した。2回に投手強襲の打球が右足つま先に直撃。直後に大乱調とあって、辻監督は「当たると、どこかおかしくなるよね。体が自然と防衛反応起こすというか」と不運を認めた。すでに開幕ローテ入りは決まっており、敵地での31日ソフトバンク戦が最有力。松本は「準備も含め、またしっかりやっていきたい」と切り替えた。