ロッテの新「4番」角中勝也外野手(31)が延長10回、2試合連続となる2号勝ち越し3ランで勝負を決めた。中村奨吾内野手(26)の2打席連続アーチなどでソフトバンク千賀に食らいつき、最後はひっくり返した。チーム本塁打数は14本で12球団トップを独走中。昨季12球団ワーストの78本塁打だったチームがガラリと変身した。

本塁打の内訳はレアード5本、中村奨4本、角中2本、加藤2本、バルガス1本。

◆ロッテは2試合連続でチーム3本塁打。開幕7試合で早くも14本塁打を量産している。ロッテが開幕7試合連続で本塁打を放ったのは、チーム最長の開幕8試合連続をマークした85年以来。16年からのチーム本塁打は、80→95→78と過去3年続けて12球団最少だったが、ここまでは12球団最多。昨季のチーム14本目が飛び出したのは、開幕32試合目(5月11日)だった。

<12球団のチーム本塁打(5日現在>

(1)ロッテ=14

(2)巨人=12

(3)ソフトバンク=10

(4)DeNA=8

(4)楽天=8

(6)広島=7

(7)ヤクルト=6

(7)中日=6

(7)西武=6

(10)日本ハム=4

(11)阪神=3

(12)オリックス=1

※全チーム7試合

<昨季の12球団チーム本塁打>

(1)ソフトバンク=202

(2)西武=196

(3)DeNA=181

(4)広島=175

(5)巨人=152

(6)日本ハム=140

(7)ヤクルト=135

(8)楽天=132

(9)オリックス=108

(10)中日=97

(11)阪神=85

(12)ロッテ=78