前阪神監督の金本知憲氏(51)と昨シーズンで現役を引退した元広島の新井貴浩氏(42)が、解説として初タッグを組むことになり8日、MBSから発表された。4月20日放送のMBS発TBS系全国ネット野球中継「SAMURAI BASEBALL 阪神×巨人」(午後2時、甲子園)で、元巨人の槙原寛己氏(55)とトリプル解説に挑む。

現役時代に阪神、広島でともにプレーし、“師弟コンビ”のようにファンから親しまれた2人。新井氏は現役引退後、TBSの専属解説者に就任し、3月30日の広島-巨人戦で公式戦解説デビューを果たしている。金本氏は20日の試合が監督退任後、初の解説となる。

金本氏は第2の人生を踏み出した弟分である新井氏のために「ひと肌脱ぎます」とコメント。新井氏は“アニキ”分の心意気に「うれしいです。ありがとうございます。でも、不安もあります。自分は楽しみですし、分かりやすくお伝えできれば」と、意気込みを語った。