「カノ」の弟が、BCリーグでデビューする。今季から、BCリーグ新潟に加入したホセリト・カノ投手(26)が9日、来日した。

兄はメジャーリーグでスタープレーヤーであるメッツのロビンソン・カノ内野手(36)。「チームに合流できて、ワクワクしています。早く試合がしたいし、球場に行きたいです」とコメントした。

兄はヤンキース、マリナーズ、メッツでプレーし、通算2000本を超える安打、300本を超える本塁打をマークするメジャーを代表する強打者。球団関係者によれば、弟のホセリト・カノは195センチの長身から角度あるボールを投げ込む大型左腕。140キロ台中盤の速球を投げ、大きな期待を受けている。

野球一家で育った。プエルトリコで生まれ、父はメジャーリーグのアストロズでもプレー。自然と野球に触れ合った。自身は12年からドミニカ共和国の国内リーグでプレー。14年に米国に渡って、レイズ、マリナーズのマイナーでプレーした。