巨人菅野智之投手(29)が「平成最後の伝統の一戦」へ意気込みを示した。

18日、川崎市のジャイアンツ球場で投手練習に参加。先発予定の19日阪神戦(甲子園)へ向け、キャッチボールなどで最終調整した。

敵地甲子園では通算15試合に登板し、8勝2敗、防御率1・33。セ・リーグのビジター本拠地では白星、防御率ともにトップの数字を残す。「どこの球場でもどこの相手でも、雨だろうが、風が吹こうがやることは変わらないです」としつつ「得意とかそういうのはないですけど、何かが関係していると思いますし、そういうのを味方につけられれば」。長年しのぎを削るライバルの存在が、闘志をかき立てる要因となっている。

前回登板の12日ヤクルト戦では7回4安打1失点と好投し、自身2連勝を決めた。「たくさんのお客さんが見に来てくださいますし、盛り上がる試合になると思う。勝つことが一番なので、勝ちたいです」と虎党の熱気も追い風に連勝を伸ばす。