巨人が「令和」へつながる「ヤングジャイアンツ」の活躍で、平成最後の「伝統の一戦」を6連勝で締めた。打線では7回に山本がリードを広げる適時三塁打。9回には重信が二盗と悪送球で三塁に進み、暴投で本塁に生還した。投手陣でも中川が1回を3者凡退。平成5、6年生まれの同世代が投打に躍動し、首位に浮上した。原辰徳監督のコメント。

「若手が非常にいいところで戦ってくれてるのはありがたいこと」

平成最後の「伝統の一戦」の白星について。」

「まだ語るにそれほどの余裕がありません。今日の勝利というものが、そういう中で戦えたというね、(勝利を)収めることができたということは平成に感謝したいですね」

平成では770試合行われ、巨人の435勝318敗17分けと大きく勝ち越した。

「非常に若いチームなので、しっかり手作り感を出しながら、次につなげていくことが大事だと思いますね」

36歳の亀井が好守で存在感を示した。3回に阪神投手の西の右前への当たりを素早く一塁へ送球し右ゴロ。8回には上本の強烈な当たりを、地面すれすれでスライディングキャッチ。

「すごいね。27歳くらいに見えるね」