広島緒方孝市監督(50)が今季始めて退場となった。

1回1死走者なしで菊池涼の遊撃への当たりで一塁送球が高く浮き、一塁中島がジャンプして捕球する間に菊池涼が一塁に到達。オーバーランした菊池涼はすぐに手から帰塁したが、その前に中島がタッチし「アウト」とコールされた。これに対し、緒方監督がリクエスト。菊池涼は二塁を狙って3フィートラインの内側に入ったわけではないという趣旨と思われる。リプレー検証の結果、判定通りアウトとなったが、これに対し緒方監督がベンチを飛び出して抗議した。福家球審は退場を宣告し「リクエストによる判定に異議を申したことにより退場としました」と説明した。