西武高橋光成投手が凱旋(がいせん)登板に臨む。7日、埼玉・所沢市の練習施設で、8日に群馬・上毛新聞敷島球場で行われるロッテ戦での先発登板に向けて調整。

前橋育英出身の高橋光は地元での登板に「そこまで意識はしていない。ここ2試合、結果が出ていない分を取り返したいという気持ちが強い」。自身2連敗中で、前回登板は3回途中で降板とあって、巻き返しを誓った。「クイックのときに球が弱くなりがちなので、ここ1週間意識した」と、走者を背負った状況になると、右膝が折れることで球威が落ちていた悪癖改善に時間を費やした。

前日練習では、第2球場のマウンドから、打席に打者を立たせて投げ込んだ。「特に右バッターに打たれている。そこを確認。バッターがいるといないのでは、景色が全然違うので」と、より実戦に近い状況で準備して、凱旋登板に備えた。