BS砲さく裂。広島が1回、3番サビエル・バティスタ外野手(27)と4番鈴木誠也外野手(24)の2者連続弾などで3点を先制した。

1回、四球で出塁した野間が中日ロメロのけん制に飛び出すも、一塁ビシエドの送球が頭部に当たってそれる間に三塁進塁。2番菊池涼の二ゴロで幸先良く先制した。さらにバティスタが「甘く浮いてきた球をいいポイントで捉えることが出来ました」とスライダーを豪快に左翼席にたたき込んだ。

続く鈴木は高め153キロを強振。「バティスタのいい流れに乗せてもらい、しっかりと自分のスイングで捉えることが出来ました」。直球に振り負けない力強いスイングで、センターバックスクリーン左へ突き刺した。16年から4年連続2桁本塁打となる10号で貴重な追加点を奪った。

4月29日ヤクルト戦(神宮)から10試合続けて3、4番コンビを組む中軸がアーチ競演でチームを勢いづけた。