DeNAドラフト3位ルーキー大貫晋一投手が、プロ入り後ワーストの6失点でKOされた。プロ初となった東京ドームのマウンドは、3回1/3を10安打。新日鉄住金鹿島時代に登板したこともあり「悪い印象はないです」と話していた舞台だが、4回に集中打を食らい、ほろ苦い一戦となってしまった。

直近の2戦は8日の巨人戦で6回1失点、16日中日戦でも7回2失点。勝ちこそ付かなかったが安定した投球を続けてきた。「マウンドが硬く、傾斜がある。低めに投げることを意識したい」と話していたが、武器としてきたツーシームが高めに浮いた。ラミレス監督が「彼は新人らしくないメンタルを持っているし、投げるたびに良くなっている」と評価を上げるルーキー。次への課題を見つける1日となった。