右肩の違和感で戦列を離れていた中日松坂大輔投手が2軍戦で復帰登板を果たした。復帰までの道のりは以下の通り。

<中日松坂のこれまで>

◆2月1日 春季キャンプで2年ぶりの背番号「18」を披露。根尾と初対面し「勘違い」の勧め。

◆同11日 球団が「数日前、ファンと接触した際に右腕を引かれ、右肩に違和感を覚えているため、しばらくの間ノースロー調整が続く予定」と発表。

◆同12日 午前に沖縄市内の病院で検査。右肩に炎症が見つかり、球団は「炎症が治まるまで、ノースロー調整の予定」と発表。

◆同19日 名古屋市内でチームドクターの診察を受け、右肩の炎症で約2週間ノースローで調整を続けると発表。

◆3月2日 右肩の違和感発表後、ネットスローを開始。初めてボールを投げる練習を再開した。

◆同8日 キャッチボールを再開。

◆同22日 引退を表明したマリナーズイチローへコメントを発表。「ただ、できる事ならばもう1度、イチローさんに投げたかったです」。

◆4月9日 故障後初めて屋外でのキャッチボール。「もう少し低いライナーで投げられたら、ブルペンも(近い)かな。(今月中に?)そうですね」。

◆同29日 キャッチボール後に、ナゴヤ球場の三塁側ブルペンに立ち22球の投球練習。

◆5月14日 ナゴヤ球場のブルペンで故障後初めて捕手を座らせて投球練習。変化球を交え50球の立ち投げ。捕手を座らせ、22球を投げた。

◆同16日 練習日にゴルフをしていたことが写真週刊誌に撮られて判明し、同日球団を通じて謝罪コメントを発表。翌17日は練習後「自分の軽率な行動から、球団、監督、コーチ、選手、ファンの皆さんにご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありません。心を入れ替えて、さらに野球に集中し、チームの戦力になれるように努力します」と神妙な表情であらためて謝罪した。

◆同19日 ナゴヤ球場で武山、杉山相手に打撃投手で35球。「いい練習になった」。

◆同23日 ナゴヤ球場の室内で初のシート打撃登板。井領、近藤、石垣相手に46球。「試合に近い気持ちで投げた。直球以外は良かった」。