阪神高橋遥人投手(23)は7回2失点と好投した。2回に大城に2ランを打たれ3-2とされたが、その後は7回まで快投し、リードを保った。

「初回から点を取ってくれたので、自分のペースで投げることができました。後ろに頼りになる先輩投手の皆さんが控えてくれているので、1イニング1イニングを全力で投げきることができました」と謙虚に振り返った。

中盤の出来は際立っていた。6回、先頭の坂本勇に中前打を浴びたが、続く丸にフルカウントからの高め142キロを空振りさせ、三振併殺。岡本も145キロで空振り三振とねじ伏せた。7回も危なげなく3者凡退。プロ入り後最多120球の熱投だった。

17年ドラフト2位。1年目の昨季はシーズン序盤に2勝を挙げたが、その後、左肩などの故障で離脱してシーズンを終えた。今季は3度目の先発で、前回23日のヤクルト戦の6回無失点に続く好投だった。