西武中村剛也が交流戦通算最多打点をマークした。

7回の第4打席。2死三塁で、DeNA今永の146キロの直球を左前へ運び、リードを3点差に広げた。この打点で交流戦通算打点は184に。トップタイで並んでいたDeNAラミレス監督の目の前で記録したが「ラミレス監督は現役をやめられてからけっこうたっている。僕はまだやっているので、ラミレス監督のすごさを感じています」と謙虚に振り返った。

交流戦が始まった05年から出場を続けている。年1度、セ・リーグの全チームと対戦できることに「いまだに楽しみにしている。セ・リーグとやれるのは1年間通して、この時期しかない。新鮮さを感じながらやっています」。15年目となる交流戦の醍醐味(だいごみ)を味わいながら打点を積み重ねている中村。まだまだ記録は伸びていきそうだ。