ヤクルト近藤一樹投手(35)は18日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。

「今日その日が来るのは知っていたので、その権利をしっかり味わいたい」と話した。

日大三高(東京)から01年ドラフトで近鉄に入団。ヤクルトには16年7月にオリックスからトレードで加入した。今季はチーム内でハフ、マクガフに次ぐ30試合に登板している。

35歳での取得に「僕の場合は長く活躍したというより、違う長さ(を感じる)というか。やっと、いまさらみたいな話になるのかな」としみじみ。権利行使の可能性については「そういう立場の選手ではないと思ってる」とも話した。