ロッテから荻野貴司外野手(33)鈴木大地内野手(29)二木康太投手(23)の3選手が、12日(東京ドーム)、13日(甲子園)で行われる「マイナビオールスターゲーム2019」に監督推薦で選出された。

荻野は今季はオープン戦で調子が上がらず、開幕スタメンこそ逃したが、徐々に調子を上げ1番に定着。リーグトップの打率3割3分6厘、リーグ3位の17盗塁の成績を残し不動のリードオフマンとしての役割を果たしている。昨季も監督推薦で選出され初出場する予定だったが、ケガで辞退していた。

鈴木は今季、レアードの加入で開幕戦では出番がなく連続試合出場も532で止まった。しかしケガ人や調子の上がらない選手の穴を埋め、内野全ポジションに加え、左翼を守るなど、ユーティリティーな活躍を見せている。今季のチームのサヨナラ打3本全てを放つなど勝負強さも際立つ。交流戦では12球団で2位タイとなる打率3割6分8厘、17打点の成績を残し日本生命賞を獲得した。

二木は開幕ローテ入りは逃したが、4月6日に今季初先発するとここまでチームトップの5勝。登板13試合で7度のクオリティースタート(6回以上を投げ、自責3以内)を記録するなど安定感抜群だ。6月21日には球団4500勝の節目で勝ち投手となった。

選手のコメントは以下の通り。

荻野 監督推薦で選んでいただき、素直にうれしいです。昨年も監督推薦で選んでいただいたのに、直前にけがをして出場できなかったので、今年はけがのないよう、元気な姿でオールスターを迎え、応援していただけるファンの皆様のために暴れたいと思います。

鈴木 本当にありがたいです。選んでいただき感謝しかありません。今年スタートした時はオールスターに出場できるとは思ってもいなかったので、本当に感謝しています。出場するからにはしっかりと準備して、良いパフォーマンスを出せるように精いっぱい頑張ります。

二木 監督推薦で選んでいただけたことは大変光栄です。マリーンズからはピッチャーが1人しか選出されていないので、マリーンズ投手陣の代表として、自分の投球ができるように全力で頑張ります。