オランダ・ロッテルダムで行われる第17回ワールドポート・トーナメント・ベースボール大会(7月12~21日)に日本代表として出場する神奈川大学野球連盟選抜が5日、横浜スタジアムで三菱日立パワーシステムズと壮行試合を行い、3-1で勝利した。

裸眼で打っちゃった! 4番に入った関東学院大・古寺宏輝内野手(3年=大阪桐蔭)が3安打3打点。初回、2死二塁で左前に先制打。3回に中前打を放つと、同点の5回死二塁では左翼席へ決勝2ランを放り込んだ。1人で全得点をたたき出す大暴れだったが、衝撃の告白をした。

「コンタクトを入れ忘れてました」

裸眼視力は両目とも0・3ほどだが、自身初の国際大会へ視界良好だ。外国に行くのも初めて。両親からおみやげをリクエストされているが「何を買ったらいいんでしょう? ご飯、大丈夫かなあ」と初々しかった。

本職の野球には気を引き締めた。「オランダでの試合が本番。そこに向けて良い感じです。外国人は球が動く。無理に引っ張るのではなく、逆方向を意識したい」と話した後、「ナイターなんで、コンタクトを忘れないようにします」と付け加えた。

日本、オランダ、米国、台湾、キュラソー島の港湾都市から5チームが集い、順位を競う。