約2年ぶりに1軍の先発マウンドに上がった日本ハム中村勝投手(27)が3回途中6失点でKOされた。 

1回を3者凡退に抑え、好スタートを切った後の2回。2死一、二塁から田村に直球を右前へとはじき返される先制適時打を献上。 3回には無死満塁のピンチから1点を追加されると、清田に134キロの直球を左翼スタンドへと運ばれる満塁弾を浴び、1つのアウトも取れずにノックアウトとなった。3回途中、打者14人に対し59球、3安打6失点4四球で、直球の最速は138キロだった。

17年に右肘内側側幅靱帯(じんたい)損傷の再建術を受ける前の同年6月1日DeNA戦(札幌ドーム)で勝利して以来の1軍マウンドも白星をつかむことはできなかった。「チームが連勝中で良い流れの中、自分でリズムを崩してしまい苦しいピッチングとなってしまいました。無駄なボール球が多かったですし、こういう結果となったのは実力不足だと思うので、しっかり練習していきたいと思います」と話した。