オリックス宗佑磨が激戦に終止符を打った。

同点の延長10回2死一、二塁から重盗が決まって二、三塁の場面。楽天松井の内角直球をとらえ、右前に決勝適時打を運んだ。「絶対打ってやろうと。抜けたコースがよかった。うれしかったです」。横浜隼人2年時の13年春、神奈川大会準々決勝で、当時桐光学園3年でエースだった松井裕樹と激突。その試合で2安打を放って以来、プロでは初対戦だった。「ちょっと意識はしました。6年ぶりですね。お互いに変わっていますよ」と笑った。