日本ハム吉田輝星投手(18)が苦笑いの1発を浴びた。

イースタン選抜の先発として先発。初回の先頭打者はU18代表でともに戦った広島小園海斗内野手に対し、全球直球勝負を挑んだ。

初球は146キロ直球でファウル、2球目は高めの146キロ直球で空振りを奪い、追い込む。3球目は148キロ直球でファウルで粘られ、投じた4球目がわずかに甘かった。

高めに浮いた146キロ直球を右翼スタンドポール際へと放り込まれた。痛烈な1発にマウンド下で苦笑いを浮かべた。

2番の阪神熊谷は中飛、3番中日根尾は空振り三振、オリックス中川に中前打を許したが、最後はソフトバンク増田を中飛に仕留めた。1回を投げて全18球、2安打1失点1奪三振だった。

登板後「高めで空振りを取れていたのですが、最後は甘く入ってホームランにされてしまいました」と少し悔しそうな表情を浮かべた。それでも根尾との対戦では「最後は自分のボールで決められました」とうなずいた。