セ・パ両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」の6月度受賞選手が19日、発表された。セ・リーグは阪神原口文仁捕手(27)、パ・リーグはロッテ鈴木大地内野手(29)がともに初受賞した。

原口は6月9日の日本ハム戦(甲子園)で9回2死一、三塁で代打で登場し、二、三塁から中前へサヨナラ適時打。大腸がんから1軍復帰5戦目での劇的一打だった。鈴木は同16日の中日戦で5点ビハインドの9回先頭で反撃の2打席連続ソロ本塁打、1点差に迫った2死満塁で右前へ逆転サヨナラ2点適時打を放った。シーズン3度目のサヨナラ打は55年ぶり3人目の球団タイ記録。受賞選手はトロフィーと賞金30万円が贈られる。