楽天は完敗で4位に後退し、5位ロッテに1ゲーム差と迫られた。

約4カ月ぶりの先発だった藤平は本来の球の強さも見せたが、4回に右翼渡辺佳が打球を見失って二塁打にすると、遊撃への打ち取った当たりも内野安打となり、痛い追加点を許した。10連戦の残り3試合を見据え、6点ビハインドの7回から「第2先発」辛島を起用してブルペンの負担を軽減。

次週にも岸の復帰が見込まれる中、必死のやりくりが続く平石監督は「踏ん張りどころ。歯を食いしばって強い気持ちで戦う」と前を向いた。