右肩治療のため米国に一時帰国していた阪神ランディ・メッセンジャー投手(37)が9日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で行われた2軍練習に合流した。7月27日に帰国し、8月8日に再来日していた。

気持ちは高ぶっていた。「(米国では)いい時間が過ごせた。体の状態を上げていくために、いい姿勢、いいポジションで(体を)動かせるかに集中してやってきた。(1軍には)できる限り早く、可能ならすぐにでも上がりたい」とやる気をみなぎらせた。ジョークも交えて話すなど、心身ともにリフレッシュできたようだ。

この日は軽いキャッチボールや室内練習場でのトレーニングなどを行った。実戦復帰時期は未定だが、メッセンジャーは、投手陣が苦しくなる夏場に向け「自分ができることをやって、今の状態をポジティブな方向へ向けて、1軍に戻れるように」と早期復帰へ意欲満々。タフな右腕が戦列に戻れば、チームにとって大きなプラス材料になる。