阪神オネルキ・ガルシア投手(30)が5回途中5安打2失点で降板し、12戦ぶりの3勝目はならなかった。

6月2日広島戦(マツダスタジアム)以来の勝ち星を狙った左腕は、初回を3者凡退で立ち上がった。2回以降は毎回走者を背負うも、要所を締めて4回まで無失点。しかし、1点リードの5回。2四死球と安打でこの日3度目の2死満塁とすると、代打中村に三遊間を破られる2点適時打で逆転を許した。ここで2番手島本にマウンドを譲った。5回持たずに6四死球で99球。84日ぶりの勝ち星はまたもお預けとなった。

ベンチに下がると、悔しさを抑えきれずにグラブをベンチにたたきつけた。

ガルシアは「いい形で先制してもらって、本来はもう少し長くマウンドにいなければならない試合でしたが、全体的にムダな四球を多く出してしまい、反省の多い投球となりました」と登板を振り返った。

今季最長の5連勝で迎えた一戦。20日DeNA戦(京セラドーム大阪)の青柳から5試合全てで先発投手に勝ち星が付いていたが、ガルシアで途切れてしまった。