最下位オリックスにとって30日ロッテ戦から勝負の11連戦が始まる。

ナインは29日に千葉入りし、ZOZOマリンで投手、野手の指名練習が行われた。初陣を託された山岡は「(初戦を)とりにいきますよ、もちろん。上位に追いついて逆転するためにも勝たないといけない11連戦になる」と覚悟を口にした。

この日から荒西祐大投手(27)も1軍に合流した。2日西武戦(メットライフドーム)を最後に、2軍で先発調整を続けていた右腕は「順位的にも迫っている。ここで呼ばれたのはうれしいこと。チームを勝たせられるような投球ができればいいと思います」と力を込めた。9月3日からの西武3連戦(ほっともっと神戸)に先発する見込みだ。

雨天により流れた28日ソフトバンク戦(わかさ京都)でプロ初先発予定だった神戸文也投手(25)は先発中継ぎ両にらみで待機するもよう。風岡ヘッドコーチは11連戦に向けて「最後のヤマ場になると思う。ブルペンデーも含めて、いろんな想定をしていかないといけない」と気を引き締めた。

27、28日と2日連続の雨天中止で4日間試合がない間、5位日本ハムが3連敗を喫した。それにより25日に5位まで「2・5」あったゲーム差も「1」まで迫った。運も味方につけ、ここから逆襲を始める。