広島に快勝しM18。ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表の主将でフランカーのリーチ・マイケル(30)と、SH田中史朗(34)が東京ドームを訪れ、始球式を行った。巨人原辰徳監督(61)は大のラグビーフリーク。試合前、熱いハグで健闘を誓い合った。

「ラグビーは見ていると涙が出るスポーツ。本当に涙が出てくる。前回の南アフリカ戦のような熱い戦いを期待してます」

◆原監督とラグビー 「ラグビーはそれぞれが自立していてチームが1つになり、キャプテンシーを発揮しているところが野球と一緒」と親和性を見いだし、オフには母校である東海大の試合を観戦するなど大のフリーク。「選手たちの息づかいが聞こえてくるし、迫力がありますね。ああいう迫力を出せるように、我々も見習わないといけない」とリスペクトしている。

代表戦も大好きで、15年W杯の南アフリカ戦後には「見事。最も番狂わせの起こりにくいスポーツだと思う。すごかった。素晴らしかった。後半の最後は『これぞラグビー』の攻めだった。反則を取られないよう、祈っていた。涙が出そうになりました」と賛辞を並べた。

前回W杯でヘッドコーチを務めたエディー・ジョーンズ氏とは親交が深く、代表候補合宿のミーティングに呼ばれ「世界で戦う心構え」について訓示を行った。ジョーンズ氏は宮崎キャンプや東京ドームを訪問し、阿部や大田(現日本ハム)をスカウトしたことも。