パ・リーグの長打率は規定打席不足のソフトバンク・ジュリスベル・グラシアル内野手が1位になった。

規定打席不足分を打数に加えて再計算し規定打席到達者の長打率を上回る場合はリーグ1位とすることが、野球規則で決められている。同選手は410打席で、規定打席には33打席不足だが、それを打数分に加えて計算すると、222塁打÷(373+33)打数で長打率は5割4分6厘7毛9糸。森の5割4分6厘7毛4糸を上回るため、グラシアルが1位。記録は不足打席を加えない5割9分5厘となる。規定打席不足の長打率1位は03年ペタジーニ(巨人)11年阿部(巨人)に次いで3人目で、パは初。