中日は1日、名古屋市内の球団事務所で5選手に来季契約を結ばないことを伝えた。武山真吾捕手(35)、亀沢恭平内野手(30)、杉山翔大捕手(28)、友永翔太外野手(28)、近藤弘基外野手(26)の5人。武山は現役引退を示唆し、杉山は現役続行を希望し、トライアウトを受ける。他の3選手は未定。

また、同時に前監督の森繁和シニアディレクター(64)の契約満了による退団も発表された。

◆武山の話 名古屋で終わろうと思っていたので、終わろうかと思っている。野球に携われれば。特殊なポジションなので(後進に)伝えられるなら伝えたい。

◆亀沢の話 今後は何も決まっていない。野球以外でもやりたいことがある。高校野球の指導者も目指す気持ちもある。

◆杉山の話 現役を続けるつもりで動いている。トライアウト? そこになるでしょうね。

◆友永の話 (トライアウトは)まだ決めかねている。最後くらいは笑おうという気持ちで(球団に)来た。

◆近藤の話 今の段階では何も考えていない。家族と相談していい決断をしたい。育成から背番号をもらって、父(真市=元中日投手コーチ、現球団スカウト)と(同じ舞台で)やれたのが良かった。