阪神先発の西勇輝投手(28)が打球を足に受け、1死も取れずにわずか12球で緊急降板した。

初回、1番神里から連打で無死一、二塁のピンチを招くと、3番筒香に先制3ランを浴びた。4番ロペスにも左前安打を許し無死一塁。続く5番宮崎の鋭い打球はゴロで西の左すね付近を直撃した。西は打球を拾いに行くも、内野安打となった。

ベンチからトレーナーや福原投手コーチ、矢野監督がマウンドに向かい、西は治療でベンチに下がった。その後、マウンドに戻ることはなく、2番手守屋へ交代となった。

西は前回登板の9月28日のDeNA戦(横浜)でも、右足首付近に打球を受けた。この時は痛みを耐え、5回4安打無失点と好投を見せたが、2戦連続のアクシデントに見舞われた。