元阪神投手で現在は競輪選手の伊代野貴照(38=奈良、S級1班)が8日の福井競輪11RのF1決勝で1着。デビュー7年目で、うれしいS級在籍での初優勝を飾った。

「今年は大けがもして苦労もしましたが、今回勝てて最高の気分。前日は宿舎のテレビで阪神の試合を観戦して、最後に投げた同学年で一緒に汗を流した(藤川)球児の力投にしびれたし、勇気ももらいました。僕もさらに上を目指していきますが、阪神は巨人とのCSファイナルでも頑張ってほしい」とエールを送った。