オリックスT-岡田が、新バットで今月下旬からプエルトリコのウインターリーグに乗り込む。材質を軟らかなホワイトアッシュから硬めのメープルへ、長さも34インチから33・5インチ、グリップはなだらかに太くなるタイカッブ型に変更。大阪市内での秋季練習で試用し「長い方が飛びますけど、それよりも操作性、確実性を高めていきたい」と明かした。

不振で今季は20試合出場、打率1割2分、1本塁打、2打点。巻き返しを懸けた新相棒となる。 3日に工場に出向いて製作してもらい、13日から導入した。来季の主戦バットにするつもりで、プエルトリコでは対応力も磨く。「向こうの動く球は、よりポイントを近くにしなければ(打球を)上げられない。どうやってアジャストしていけばいいのか、その辺も楽しみ」と表情は明るい。

西村監督からも「もう1回レギュラーをとってもらわないといけない。一回りも二回りも大きくなって帰ってきてほしい」と期待を寄せられた。【古財稜明】