阪神ジェフリー・マルテ内野手(28)が15日、同僚のドリスとともに関西空港からドミニカ共和国へ帰国した。

来日1年目の今季はけがで開幕は出遅れたが、8月上旬から4番に座るなど105試合に出場。99安打、12本塁打を放ち、野手では糸井に次ぐチーム2位となる打率2割8分4厘の数字を残した。「チームにこういうチャンスを与えてもらったことが、自分としてはとても大きな出来事だったしそこに関して満足してます」とシーズンを振り返った。初めて経験した阪神ファンの大声援には「もう単純にうれしかったです。もちろん文化とかに対応するのは難しかったですけど、野球という部分では一緒だった。その中でファンの方々にたくさん応援してもらって、本当に感謝しかないです」と話した。

球団は来季も契約を更新する方針。マルテ自身も「もちろんチームにチャンス与えていただいたので、戻ってきたい気持ちでいっぱいです」と残留を願った。